シラバス内容   ※「育成する能力」は、2016年度以降シラバスからの表示項目です。
  ※「課題へのフィードバック」は、2017年度以降シラバスからの表示項目です。
  ※記入項目の変更により、2013年度以前のシラバスについては一部空欄の項目があります。

 

授業科目名
[ Course ]
海外教育研修Ⅱ(実地研修)イタリア
担当教員
[ Lecturer ]
安達 理恵
授業科目区分
[ Classification ]
専門教育科目
単位数
[ Credits ]
4単位
授業区分
[ Lecture Classification ]
実験・実習
開講学科
[ Department ]
保・初/初中
学年
[ Year ]
1年生
開講期
[ Semester ]
後期
曜日・時限
[ Day・Period ]
後期 集中
科目ナンバー
[ Number ]

 

オフィスアワー等
[ Office Hours/Contact Information ]
授業テーマ
[ Title ]
イタリアにおけるCLILから学ぶ小学校教育
授業の到達目標
[ Objectives ]
外国語教育と他教科連携の授業について、まず日本の公立小学校におけるCLIL授業を観察後、イタリアのCLIL(内容言語統合型学習)授業を観察し、現地の教員、学生や児童との交流やワークショップ参加などを通して、外国語に関する授業の視野を広め、異文化理解力・思考力を深める。また、海外の人々との交流を通しグローバルな意識・態度の育成を目指しつつ、教育実践のための構想力と指導力を向上する。
育成する能力
[ Capability to improve ]
知識・理解
[ factual Knowledge and understanding ]
思考・判断
[ thinking faculty and discernment ]
態度・志向性
[ perspective and intentionality ]
技能・表現
[ skill and expressiveness ]
授業内容
[ Course Contents ]
CLILの概要について国内の実践例から理解した後、イタリアのCLIL授業を実践的に学び、日本について紹介する授業実践を考える。また、主に現地の人々との交流やフィールドワークなどの体験を通し(滞在は14日間程度)、外国語に関する授業の視野を広め、日本の教育的文脈を考えつつ、今後の指導力向上に活かす。
授業計画
[ Class Plan ]
★ガイダンスを4月8日(火)のお昼休みに実施するので参加希望者は予定しておくこと
★第1~7、15回は国内、以外はイタリアで実施。なお感染拡大などで海外に行けない場合はメッセージ参照
第1回 ガイダンスととCLILの概要説明、日本の小学校でのCLIL授業の説明
第2回 日本の小学校での授業観察① 異文化コミュニケーションにおける学習者理解
第3回 日本の小学校での授業観察② 異文化コミュニケーションの言語
第4回 日本の小学校での授業観察③ 異文化コミュニケーションの技能
第5回 授業観察を経ての議論
第6回 イタリアについての事前知識レポート、渡航の準備説明
第7回 授業実践準備(日本文化などを英語で児童に紹介するクイズを含む活動)
第8回 イタリアの小学校での授業観察① 異文化コミュニケーションにおける学習者理解
第9回 イタリアの小学校での授業観察② 異文化コミュニケーションの言語
第10回 イタリアの小学校での授業観察③ 異文化コミュニケーションの技能
第11回 イタリアの小学校での授業実践 
第12回 教員との交流会、授業観察①~③と授業実践を含めた総括議論
第13回 異文化理解フィールドワーク① イタリアの博物館でのCLILワークショップ参加
第14回 異文化理解フィールドワーク② イタリアの高等教育機関での大学生との交流
第15回 海外での授業観察・実践、交流会、フィールドワークを通し学び得たことの研究発表会
授業の進め方
[ Method ]
基本的に実践科目であるため、授業見学後に議論と、実際に模擬授業を行うための計画、準備、実践と振り返りをする
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
[ Instructor Feedback on Coursework ]
実習終了後に報告会を開くことで相互に学びを理解し、また発表参加希望者にも聞きに来ていただくことで、授業受講者以外からもフィードバックをいただく
アクティブ・ラーニング
[ Active・learning ]
           
       
   
   
海外演習 )
評価方法と成績基準
[ Evaluation & Grading Criteria ]
CLIL授業レポート・授業および研修事前準備50%、授業実践と総合的な取組度25%、研修中のジャーナルや最終発表25%
授業時間外学修
 (事前・事後学修等)
[ Preparation・Review ]
事前:模擬授業のための準備 2時間 事後:授業見学後の議論を経た振り返り 1時間 
担当教員メッセージ(受講学生に望むこと)
[ Message to Students ]
コロナ感染拡大により、もし海外に行けない場合は、第8~10回は、国内の別の小学校のCLIL授業を参観。第11~14回は、ワークショップ形式の研修会に2回程度参加し、グループで協議後、CLIL授業指導案を作成する。日本や海外受け入れ校の状況により、登録人数に制限があるので、希望者が多い場合面接等を実施して受講者を決定する。また他学部開講科目であるが希望者が多い場合は教育学部を優先する。
履修上の注意
[ Notes ]
海外なので、渡航費、宿泊費などの費用が発生する
キーワード
[ Keyword ]
CLIL 海外実習 PBL
教科書
[ Textbook ]
なし、資料を随時紹介
参考書
[ Supplementary Materials ]
C.L.I.L. Content and Language Integrated Learning (2012) Do Coyle 他 Cambridge University Press.
担当教員の実務経験と当該授業との関連
[ Relationship between practical
experience of the teacher
and the class ]
多様なCLIL授業実践についての見学、調査