シラバス内容   ※「育成する能力」は、2016年度以降シラバスからの表示項目です。
  ※「課題へのフィードバック」は、2017年度以降シラバスからの表示項目です。
  ※記入項目の変更により、2013年度以前のシラバスについては一部空欄の項目があります。

 

授業科目名
[ Course ]
国際キャリアデザインC
担当教員
[ Lecturer ]
児玉 恵太
授業科目区分
[ Classification ]
専門教育科目
単位数
[ Credits ]
2単位
授業区分
[ Lecture Classification ]
講義
開講学科
[ Department ]
学年
[ Year ]
1年生
開講期
[ Semester ]
後期
曜日・時限
[ Day・Period ]
後期 集中
科目ナンバー
[ Number ]

 

オフィスアワー等
[ Office Hours/Contact Information ]
授業テーマ
[ Title ]
海外で児童英語教育を学ぶ
授業の到達目標
[ Objectives ]
英語圏に滞在し、児童英語教育や日本の小学校英語教育に関する専門的な内容を英語と日本語で学ぶことによって、小学校での英語授業を英語で行うことのできる英語運用能力と指導技術を身につける。
育成する能力
[ Capability to improve ]
知識・理解
[ factual Knowledge and understanding ]
思考・判断
[ thinking faculty and discernment ]
態度・志向性
[ perspective and intentionality ]
技能・表現
[ skill and expressiveness ]
授業内容
[ Course Contents ]
この留学プログラムでは、2023年2月~3月の4週間、バンクーバー(カナダ)の外国語専門学校「International House Career College」において、本学学生のため開講されるJ-SHINEー児童英語教育教授法講座に参加する。授業は午前と午後に分かれ、午前中の授業では日本人講師によって日本の小学校での英語教育に関する講義と実技指導が行われる。午後の授業ではカナダ人講師によって児童英語教育に関する講義と実技指導が行われる。参加者はカナダ人宅にホームステイし、生活全般を通して英語運用能力の向上に努める。希望者はさらに2週間バンクーバーに滞在し、現地の教育施設において2週間の教育実習を行うこともできる。4週間プログラムの参加者は履修後J-SHINEに申請することにより「小学校英語準指導者資格」を、また6週間プログラムの参加者は同様にして「小学校英語指導医者資格」を取得することができる。
授業計画
[ Class Plan ]
1.ガイダンス(授業内容・授業計画・評価方法等について)
2.海外で児童英語教育を学ぶことの意義
3.海外で児童英語教育を学ぶための準備(教室英語1)
4.海外で児童英語教育を学ぶための準備(教室英語2)
5.日本の小学校英語教育についての事前学習1
6.日本の小学校英語教育についての事前学習2
7.ホームステイ先でのマナーとコミュニケーション1
8.ホームステイ先でのマナーとコミュニケーション1
9.バンクーバーの社会と文化
10.研修先(IHCC)について知る
11.海外での危機管理
12.バンクーバーのデイケアセンター
13.隔週報告書等の課題提出について
14.ホストファミリーの発表と渡航準備について
15.渡航直前オリエンテーション
【現地研修先での授業計画】
第1週:Young Learnerとは、子供の認知・情緒発達に即した指導法、アイスブレーキング、歌唱指導、教材選択のアドバイス、大人数のクラスマネジメント、グルーピング、チャンツ作成、レッスンプランの立て方、語彙指導、フラッシュカード作成・使用練習・発音指導、視聴覚教材の使用、映画を使った実践、文法的な気づき、ゲーム、模擬授業など
第2週:クラスマネジメント、文字指導、ライティング指導、リスニング指導、コンピューター・インターネットの効果的活用、スピーキング指導、英語で授業を行う場合に必要なコミュニケーションの方法と指導法、リーディング指導、絵本指導・読み聞かせ、模擬授業など
第3週:J-SHINE・小学校英語指導資格について知る、小学校教育に関わるとは、学習指導要領の変遷と新学習指導要領、「生きる力」とは、「総合的な学習の時間」とその目標・内容、国際理解教育とその意義、実例から学ぶ、多文化国家カナダから学ぶ、さまざまな教材の作成・選択時の留意点、「総合的な学習の時間」の評価、レッスンプラン作成、カリキュラム作成、他国の小学校英語教育、外国語としての英語など
第4週:日本における小学校英語教育の意義、外国語活動および外国語科とその目標・内容・外国語活動の実例から学ぶ、外国語活動および外国語科の評価、他教科との関連、レッスンプラン作成、中学校英語科との相違と関連、模擬授業準備・発表、ALT/JTE/HRTとの連携、将来のJTEとしての抱負、確認テスト、提出書類と教育実習の説明など
授業の進め方
[ Method ]
現地での第1週から第4週においては、午前と午後に75分間の授業をそれぞれ2コマずつ、合計4コマ受講する。現地での授業には、講義のほか、実技指導や模擬授業なども含まれる。また6週間プログラムを選択する者は、第5週・第6週に現地の教育施設で合計50時間以上の教育実習を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
[ Instructor Feedback on Coursework ]
現地での学修と生活については、隔週報告書に詳細を記入することを求める。私からはその内容に基づいて指導助言を行う。
アクティブ・ラーニング
[ Active・learning ]
           
       
   
   
 )
評価方法と成績基準
[ Evaluation & Grading Criteria ]
現地校からの成績評価レポートにに準ずる(100%)<評価の観点>課題の理解
授業時間外学修
 (事前・事後学修等)
[ Preparation・Review ]
本海外演習を安全かつ効果的に実施するために、8月から翌年の1月にかけて毎月1度ずつ各種の事前指導を行う。(1時間)
参加者は必ず出席すること。バンクーバーに滞在中は2週間ごとに研修先での学修と現地での生活を振り返り、遅滞なく報告書を提出すること。(1時間)
海外研修から帰った後は、各自で現地での資料等を整理しパネル製作や後輩への体験報告などを通して知識を定着させてほしい。
担当教員メッセージ(受講学生に望むこと)
[ Message to Students ]
幼児や児童に対して英語だけを使って英語を教えるのは簡単なことではないが、
カナダでの実技指導や模擬授業を通して、このようなことを実践する知識と技能を
身に着けることができます。異文化対応力や積極性を高める機会にもして頂ければと思います。
履修上の注意
[ Notes ]
参加者の決定にあたっては選考を行う。参加を希望する者は、年少者の英語教育に関心を持ち、渡航時までにTOEIC500点以上の英語力を身についていることが必要である。申し込みや選考の詳細については幼児や児童に対して英語だけを使って英語を教える。簡単なことではありませんが、カナダでの実技指導や模擬授業を通して、このようなことを実践できる知識と技能が身に付きます。異文化適応力や積極性を高める機会にもしていただければと思います。
キーワード
[ Keyword ]
教科書
[ Textbook ]
浅井三千代(編)「小学校英語指導者養成講座資料」(IHCC)【現地研修先で支給される】
中山兼芳(編)『児童英語教育を学ぶ人のために』(世界思想社)【現地研修先で支給される】
参考書
[ Supplementary Materials ]
なし
担当教員の実務経験と当該授業との関連
[ Relationship between practical
experience of the teacher
and the class ]